きなこの独り言 

日々の生活、難病、発達障害など自分の思いを吐き出すために、、、

実母

昔からですが、口から生まれたような人で本当に口達者で、私の周りの人で彼女に太刀打ちできる人を見た事がありません。

 

父がいた時は、しばらくは彼女の事を放っておくのですが、度が過ぎるとドカン!!と、父の静かで重い一言が彼女を黙らせます。

父は私にとって、母からの堤防のような存在でした。

 

父が亡くなり、当時、私も独身で母と住んでいましたが、大変でした。

高校からの付き合いで結婚した両親、父がいなくなってから、母は引きこもり、鬱なりました。

とにかく誰にも会わず、食事も作ろうともしません。

私が仕事から戻り、洗濯物を取り入れ、掃除機をかけ、バタバタと夕飯を作る毎日でした。

 

さぁ、食べようかと座って、箸を持ち食べようとすると、たった今作って並べた料理が私の頭の上へ捨てられていきます。

 

無表情の母が「あんた、心を込めて作ったものじゃないから食べれない」と。

 

だったら食べずに残せばいいのに。

毎回、無表情で母はそう言いながら作った食事を全ての料理を私の頭の上に捨てるのでした

 

後片付けも毎回大変でしたが、なぜここまて理不尽な事をされないといけないのか、、、

 

毎日、仕事を終えて帰宅するのが嫌になりました。

やってもやっても、心が込められてないと責められるのにも疲れました。

 

「お母さんにだけは何でも話せる!!」と小学生だった時の女友達はよく言っていましたが、当時からその意味が分かりませんでした。

 

私は何でも会えなかった。

言うとどんな反応が返ってくるんだろう

何かを言って、彼女の地雷を踏んだらどうしよう

 

それだけ何も話せませんでした。

 

普通の会話をしているつもりでも、何かが彼女の地雷を踏み、大問題になった事は数え切れず。

 

それ以来、当たらず障らずの話しかしませんが、それでも未だに彼女の地雷が分からず、、、